「フォームネクスト アジア 東京 フォーラム 2025」が閉幕

メッセフランクフルト ジャパン株式会社（代表取締役社長：梶原靖志）は、3Dプリンティングなどのアディティブ・マニュファクチャリング（AM／積層造形、以下AM）を中心とした最先端の技術展示とセミナーの複合イベント「フォームネクスト アジア 東京 フォーラム 2025」を、2025年9月25日（木）－26日（金）の2日間、東京都立産業貿易センター 浜松町館で開催しました。6回目となる今回はイギリス、オーストリア、韓国、スウェーデンからの4社を含む52社が出展し、3DプリンティングやAM、その関連の技術や製品、サービスの最新情報を求める907名の来場者と熱心に商談を行う姿が会場内のいたるところで見受けられました。AM業界に特化したイベントとしてAM活用に必要な情報を提供し、業界の発展に貢献しました。

■2025年の来場者数（速報）

※速報値のため、最終的な数字は変更する場合があります
※上記人数に出展者、運営関係者、メディアは含まれていません
※来場者数はマルチプルカウント方式です（同一来場者の2日間来場＝2名としてカウント）

■AMに造詣が深い業界関係者が来場するイベント
2日間の会期中、来場者が出展者ブースやラウンジで資料やサンプルを手に取りながら、商談する姿で賑わいました。3年連続出展のマテリアライズジャパン株式会社の小林 毅氏は「EOS Electro Optical Systems Japan株式会社と株式会社NTTデータ ザムテクノロジーズとの3社合同で開発した製品を、AM業界に周知するために出展を決めた。取引先とも直接、情報交換や商談ができ、弊社の技術を紹介できた」と話しました。Interspectral AB CEOのイザベル・アシェット氏は、「日本のAM市場にビジネス拡大の可能性を感じ、今年は日本に注力している。40枚ほど名刺交換し、いくつかは具体的な商談に進んでいる」と成果を話しました。株式会社三和デンタルの高尾 満氏は「AMや3Dプリンタに対する知識があり、目的意識を持つ来場者と商談することができた。初日だけで70枚近くの名刺を交換することができ、今後のビジネス展開を期待できる結果となった」と、初出展の手ごたえを語りました。来場者の株式会社コトコミュニティの土屋光生氏からは「金属積層の情報を集めるために来場した。金属積層は軽量化目的ばかりと思っていたが、高圧や微細孔などの出口があることを知った」などの声が寄せられました。

■2日間でセミナー24本を開催、国内外AM業界有識者が最新情報を発信
新設した「アカデミックプレゼンテーション」を加えた「出展者プレゼンテーション」、「主催者特別セミナー」と「業界団体セミナー」で合計24本実施しました。業界のAM活用事例や研究成果を紹介した「主催者特別セミナー」では、株式会社豊田自動織機の大岩洋之氏、宇宙航空研究開発機構の寺島啓太氏のセミナーや、経済産業省の大今宏史氏、防衛省の恒吉雄一氏、一般社団法人日本AM協会の澤越俊幸氏の講演などに多くの聴講者が集まりました。講演を聴講した防衛装備品メーカーの来場者は、「海外のAM状況や日本との違いを理解することができ、とても参考になった。ほかのセミナープログラムも聴講し、日常業務に活用したい」と話しました。

■姉妹見本市「Formnext」
「Formnext」はドイツ・フランクフルトで開催される、業界用3Dプリンティングを含むAMと次世代インテリジェント工業生産に関する国際製造加工技術専門見本市です。2024年はドイツ国内外から864社が出展、34,404名の来場者を迎えました。2025年11月18日（火）－21日（金）に開催予定の「Formnext」は、9月時点で800社を超える企業が出展を予定しています。

■お問合せ先
メッセフランクフルト ジャパン株式会社
Formnext Asia Tokyo Forum事務局　　
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■報道関係者からのお問合せ先
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メッセフランクフルトについて
メッセフランクフルトは、800年以上にわたり見本市会場として親しまれるドイツ・フランクフルト市に本社を構える世界最大級の国際見本市主催会社です。約40万平方メートルの見本市会場を所有し、同社株の60％をフランクフルト市、40％をヘッセン州が保有しています。グループ全体では世界中に29の拠点と約2,500人の従業員を有しており、世界各地域の約180カ国をカバーするグローバルネットワークは、メッセフランクフルトの強みの1つです。2024年のグループの売上高は約7.75億ユーロとなり、顧客のビジネス拡大に貢献しました。また、「サステナブル経営」を企業戦略の中核に置き、環境保全、経済活動、多様性と社会的責任などの観点において持続可能な状態を実現する経営を実践しています。見本市主催事業以外にも会場の貸出、施工、マーケティング、スタッフサービスやケータリングなど、オフラインとオンラインを合わせた包括的かつ幅広いサービスを提供し、顧客のニーズに合わせてビジネスをサポートしています。詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。www.messefrankfurt.com