AMに特化したイベント 「フォームネクストフォーラム 東京 2024」が閉幕

3Dプリンティングなどのアディティブ・マニュファクチャリング（AM／積層造形、以下AM）を中心とした、最先端の技術展示とセミナーの複合イベント「フォームネクストフォーラム 東京 2024」（主催：メッセフランクフルト ジャパン株式会社 代表取締役社長：梶原靖志）が、2024年9月26日（木）から2日間、東京都立産業貿易センター 浜松町館で開催されました。5回目となる本イベントには韓国、中国、フランスからの8社を含む56社が出展し、AM技術やその関連の最新技術や製品、サービスを求める1,103名の来場者と熱心に商談を行う姿で賑わいました。

■2024年の来場者数（速報）

※速報値のため、最終的な数字は変更する場合があります
※上記人数に出展者、運営関係者、メディアは含まれていません
※来場者数はマルチプルカウント方式です（同一来場者の2日間来場＝2名としてカウント）

■課題解決などの目的意識を持った来場者が集まるイベント
出展者ブースやラウンジでは、出展者と来場者が製品や素材、サービスの詳細を確認する姿や商談を行う姿が見受けられました。初出展の三菱ケミカル株式会社の織茂亜希子氏は「来場者の多くは3DプリンタやAMの基礎知識があるため商談の展開が早く、初日だけで50社以上のリードを獲得することができた。AM市場へアピールできる機会は大切なので、次回も引き続き出展したい」と語りました。また、LPWテクノロジージャパン株式会社の工藤千雅氏は「弊社は防衛および航空関係で実績のある高品質なAM用の金属パウダーを扱っている。1日あたり20人との商談を見込んでいたが、それを上回る40人くらいと具体的な話ができた。AMに関して既に知識がある方、目的意識の高い方が多く来場しており、有意義な商談ができた」と出展の手ごたえを語りました。

■立ち見であふれるセミナーも　業界関係者注目の各種セミナー
AM業界の著名人や専門家を招いて開催した「主催者特別セミナー」と「業界団体セミナー」は、2日間で合計21本を実施しました。「主催者特別セミナー」では素形材産業を巡る動向や金属積層造形技術の現状と未来の可能性を講演した経済産業省 製造産業局 素形材産業室 室長の星野昌志氏や、中国におけるAM市場の現状と今後を展望した3D Science Valley FounderでACAM China RepresentativeのKitty Wang氏などのセミナーは、業界の動向を把握したい熱心な聴講者で満席となりました。「業界団体セミナー」では3DプリンティングやAMの最新技術や情報を収集したい聴講者が、熱心にメモを取ったり携帯端末で撮影する姿が見受けられました。「業界団体セミナー」を聴講した株式会社本田技術研究所の足立福太郎氏は、「普段からAMを使った研究開発を行っている。実際に製品開発に携わった方の生の話を聞くことができ、今後の業務に役立つ情報を得ることができた」などの声が寄せられました。

■次回の「フォームネクストフォーラム 東京」
2025年9月25日（木）－26日（金）に東京都立産業貿易センター 浜松町館にて開催します。

■姉妹見本市「Formnext」
「Formnext」は業界用3Dプリンティングを含むAMと次世代インテリジェント工業生産に関する国際製造加工技術専門見本市です。2023年はドイツ国内外から859社が出展、32,851名の来場者を迎えました。2024年11月19日（火）－22日（金）に開催予定の「Formnext」は9月時点で820社の企業が出展を予定しています。

■お問合せ先
メッセフランクフルト ジャパン株式会社
Formnext Forum Tokyo事務局　
〒102-0071 東京都千代田区富士見1-8-19 住友不動産千代田富士見ビル4F
Tel 03-3262-8410
Fax 03-3262-8442
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■報道関係者からのお問合せ先
プレス担当：小田島 / 加来
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メッセフランクフルトは、800年以上にわたり見本市会場として親しまれるドイツ・フランクフルト市に本社を構える世界最大級の国際見本市主催会社です。約40万平方メートルの見本市会場を所有し、同社株の60％をフランクフルト市、40％をヘッセン州が保有しています。グループ全体では世界中に28の拠点と約2,300人の従業員を有しており、世界各地域の約180カ国をカバーするグローバルネットワークは、メッセフランクフルトの強みの1つです。2023年のグループの売上高は約6.1億ユーロとなり、顧客のビジネス拡大に貢献しました。また、「サステナブル経営」を企業戦略の中核に置き、環境保全、経済活動、多様性と社会的責任などの観点において持続可能な状態を実現する経営を実践しています。見本市主催事業以外にも会場の貸出、施工、マーケティング、スタッフサービスやケータリングなど、オフラインとオンラインを合わせた包括的かつ幅広いサービスを提供し、顧客のニーズに合わせてビジネスをサポートしています。詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。www.messefrankfurt.com