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2年ぶりのリアル展開催に1,175名が来場

2022/10/03

AM最新技術&サービスが集う「フォームネクストフォーラム 東京 2022」が盛況のうちに閉幕

東京都立産業貿易センター浜松町館で2日間開催された「フォームネクストフォーラム 東京 2022」(主催:メッセフランクフルト ジャパン株式会社 代表取締役社長:梶原靖志)は2022年9月28日(水)、出展者数、来場者数ともに過去最多を記録し、成功裏のうちに幕を閉じました。同イベントは3Dプリンティングなどのアディティブ・マニュファクチャリング(AM/積層造形、以下AM)を中心とした最先端の技術展示とセミナーの複合イベントとして65社が出展し、AMに関するデザイン、製造・加工技術、製品、材料、サービスを求める1,175名の来場者が足を運びました。昨年は新型コロナウイルスの影響でオンラインのみでの開催だったため、2年ぶりとなるリアル展の開催に会場では活発な商談が多く見られました。

FFT2022-3
「フォームネクストフォーラム 東京 2022」の会場と展示風景

■2022年の来場者数(速報)

日付

9/27(火)

9/28(水)

合計

天気

晴れ

晴れ

 

2022年

568名

607名

1,175名

2020年 実績

369名

341名

710名

※速報値のため、最終的な数字は変更する場合があります
※上記人数に出展者、運営関係者、メディアは含まれていません
※来場者数はマルチプルカウント方式です(同一来場者の2日間来場=2名としてカウント)

■幅広い業界からの来場者が集う
会期2日間は両日とも晴天に恵まれ、初日のオープンと同時に多くの来場者が集まり、出展ブースで熱心に商談する姿が見られました。出展者である三菱商事テクノス株式会社の檜枝貴史氏は「他のイベントと比べて明らかにAMにフォーカスした、すでに事業として取り組まれている来場者が多い。出展者側がもっと成功事例を示していけば、この業界が盛り上がっていくと感じている」と語りました。Conflux Technology Pty Ltdの郡山雅夫氏は「外国企業なので英語での発信が多く、日本語での説明が不十分だと感じていた。フォームネクストフォーラム 東京には日本企業にしっかりとアプローチするために出展したが、今までリーチできていなかった層とも出会えて満足している」と今後のビジネス拡大に手ごたえをつかんだようでした。
来場者の株式会社JMC代表取締役社長 渡邊大知氏は「3Dプリンター関連の新しい機材と装置を見にきたが、新規企業の参入が増えたように感じる。素材にも興味があるので、もっと取り扱い出展者が増えれば」と次回への期待を語りました。大手自動車メーカーの来場者は「アルミ用の金型が作れないかと来場したが、樹脂以外の素材も扱う出展者が多くて驚いた。弊社のニーズに合った話もでき、数社に見積を依頼した」と成果を述べました。

■関心を集めた主催者特別セミナー・業界団体セミナー
業界のキーパーソンたちが登壇した主催者特別セミナーと業界団体セミナーでは、プロジェクトの成果・国内外のAM業界の最新動向や展望などが発表されました。主催者特別セミナーでは食品や建築関連をテーマとした講演、業界団体セミナーでは品質保証や人材教育に焦点を当てた講演が行われ、熱心にメモを取っている聴講者が数多く見られました。現在のAM技術の傾向として、高い柔軟性で幅広い業界へのアプリケーション開発・応用が注目される中、聴講者の業種も多岐に渡りました。

■10月26日に会期後オンラインイベントも開催
「フォームネクストフォーラム東京 2022」では10月26日(水)13:30より「会期後オンラインイベント」を開催いたします。11月15日(火)-18日(金)にドイツで開催される「Formnext 2022」のみどころ紹介の他、今会期中に、会場でのみ聴講可能なセミナーの中から厳選した1本を、本オンラインイベントのみで限定公開いたします。またDMG森精機株式会社によるオンライン出展者プレゼンテーションも開催予定です。聴講無料・事前登録制、詳細は公式ウェブサイトにてご確認ください。

■次回の「フォームネクストフォーラム 東京」
2023年9月28日(木)-29日(金)に東京都立産業貿易センター浜松町館にて開催を予定しています。

■姉妹見本市「Formnext 2022」
「Formnext」はAMと次世代インテリジェント工業生産に関する国際製造加工技術専門見本市です。2015年の初開催からわずか5年で業界を牽引する国際見本市の一つに成長し、2021年は36カ国・地域から606社が出展、17,859名の来場者を迎えました。2022年11月15日(火)-18日(金)に開催予定の「Formnext 2022」は9月時点で700社以上の企業が出展を予定、総展示面積も34%以上増加しさらにパワーアップした規模で開催します。また、パートナー国であるフランス国内企業のパートナープレゼンテーション、フランス代表団の訪問などのイベントが予定され、国際的な存在感を示しています。

■お問合せ先
メッセフランクフルト ジャパン株式会社
Formnext Forum Tokyo事務局〒102-0072 東京都千代田区飯田橋1-3-2 曙杉館7F
Tel 03-3262-8410 / Fax 03-3262-8442 / info@formnextforum.jp 

■報道関係者からのお問合せ先
プレス担当:加来
Tel 03-3262-8453 / press@japan.messefrankfurt.com / www.jp.messefrankfurt.com 

メッセフランクフルトについて
メッセフランクフルトは、800年以上にわたり見本市会場として親しまれるドイツ・フランクフルト市に本社を構える世界最大級の国際見本市主催会社の1つです。約40万平方メートルの見本市会場を自社で所有し、同社株の60%をフランクフルト市、40%をヘッセン州が保有しています。グループ全体では世界中に28の拠点と約2,200人の従業員を有しており、世界各地域の約180カ国をカバーするグローバルな販売網は、メッセフランクフルトの強みの1つであると考えます。2019年のグループの売上高は7億3,600万ユーロを記録しましたが、2021年は約1億5,400万ユーロと新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響を大きく受けた結果となりました。現在、メッセフランクフルトを含むグループ各国では見本市が再開されており、グローバルネットワークを活かして各業界と密接な関係を保ち、顧客のビジネス拡大に貢献しています。また、当社は「サステナブル経営」を企業戦略の中核に置き、環境保全、経済活動、多様性と社会的責任などの観点において持続可能な状態を実現する経営を実践しています。見本市主催事業以外にも会場の貸出、施工、マーケティング、スタッフサービスやケータリングなど、オフラインとオンラインを合わせた包括的かつ幅広いサービスを提供し、顧客のニーズに合わせてビジネスをサポートしています。より詳細な情報は公式ウェブサイトをご覧ください。www.messefrankfurt.com

 

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